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『ちいかわ』感想 しるこサンドの罠

『ちいかわ』感想 しるこサンドの罠。

『ちいかわ』11月6日更新分の感想。
ここ最近の過去編で葉っぱの島民(一枚葉)がやってしまう動機が丁寧に描かれました(本格サスペンスみたいな展開)。セイレーンに小舟を転覆させられ、葉っぱの島民(二枚葉)が一緒にいた島民をかばって瀕死の重傷を負ってしまった。憎しみと復讐心、そして友を助けたいという強い思い。動機としては十分です。伝説の生物図鑑で人魚の肉を食らうと永遠の命が手に入ることも知っていますからね。

 

 

で犯行の瞬間。この「ボカ。」が鈍器で殴り殺したと分かる。しかし得物(凶器)が「びんよよ」なんすね。武器としてはちゃっちいというか玩具みたいなものだと思ってましたけど、ちゃんと使えばやれちゃうんですね。葉っぱの島民の殺意がそれだけ強かったってことでもあるのかもしれない。
それよりも印象に残ったのは人魚を罠にかけるのに使った「しるこサンド」。一つ手を伸ばせば止まらなくなる悪魔の食べ物なんで(ちいかわに出たことでメーカーの松永製菓さんのホームページがサーバー落ちしたらしい)。人魚もサックサックと食べつぎつぎと手を伸ばして夢中で食べてた。しるこサンドからは逃れられない。
そしていよいよ核心となる人魚の肉が描かれるんですかね。ここまでに至る経緯がほんと悲しくて重い。

 

 

 

 

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